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2020.10.8
日本全国にクリーンな労働環境の縫製工場を(アイエスジェイエンタープライズ)
日本全国にクリーンな労働環境の縫製工場を増やしたい
自社の労働環境の改善だけでなく、仲間を増やしホワイト縫製工場網が出来ればと行動しています。
労働搾取の無いフェアトレードのクリーンファッションが浸透することを願っています。
SDGsの
№8 働きがいも経済成長も
№10 人や国の不平等をなくそう
№12 作る責任 使う責任
などを考え、継続可能なビジネスモデルの構築を目指していきます。
監理団体のMSI協同組合 加入は「ホワイト縫製工場」だけ
2020年10月08日更新
岐阜にホワイトな縫製工場を増やしたい――外国人技能実習生の受け入れ企業を監督する一般監理団体、MSI協同組合(岐阜県岐阜市、井川貴裕代表理事)は、「ホワイト縫製工場」だけで構成する団体を掲げて、活動を続けている。(森田雄也)
同組合は、創業50年の歴史ある縫製工場、アイエスジェイエンタープライズの2代目社長である井川氏が15年に設立した。
アイエスジェイエンタープライズは元々ほかの監理団体に所属し、技能実習生を受け入れていた。その際、定期訪問や監査を行わない監理団体や劣悪な労働環境で実習生を働かせる縫製工場の存在に疑問を抱き、自ら監理団体を立ち上げることにした。
現在は岐阜をはじめ、愛知、三重の約30社の縫製業に対して、200人の技能実習生を送り出している。法定賃金を支払っているか、給与明細を渡しているか、技能実習計画に齟齬(そご)がないかなどを常勤5人のスタッフが細かくチェック。「加入しているのはクリーンな企業だけ」と自信を見せる。
監理団体が実習実施企業に請求する監理費もMSI協同組合は低く設定している。実習生1人当たり毎月3万~4万円台が相場だが、同組合は1万円台後半。縫製工場にとって毎月の監理費は負担が大きく、未払い賃金や最低賃金法違反の温床になるとも言われるためだ。
経営的にはギリギリで「増額したいくらい」だが、「監理団体は、もうけるのが目的ではない。この金額でも最高のサービスを提供したい」と話す。
17年11月の技能実習法施行後、「岐阜のホワイト化は全国でも特に進んできた」と手応えもある。今後は、クリーンな生産環境で物作りがされたと証明するような仕組み作りを、組合加入企業と協力して進めていく。
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