BLOG
ブログ
TOPIC
2021.8.16
国内縫製工場へ縫製依頼をするには?【探し方】縫製工場アイエスジェイエンタープライズ
国内縫製工場へ縫製依頼をするには?
国内縫製工場を選ぶメリットとデメリット
国内縫製工場に相談するメリット
・日本国内縫製工場なので、日本語が通じる
・日本国内縫製なので何か問題が発生しても縫製工場に訪問する事が可能
・世界が憧れる『日本製』『MADEINJAPAN』と記載できる
・関税や航空貨物輸送費や船舶貨物輸送費が不要
・納期が相対的に早い事が多い
・国内なので、支払い決済が容易
・小ロット生産であれば海外生産も総費用が高いことが多く、国内生産と加工賃に大差が無いこともある
国内縫製工場に相談するデメリット
・海外縫製工場に比べ小規模縫製工場が多く、月間生産量が少ない事が多い
・日本国内の賃金が上昇し、人件費が高騰しているので加工賃は高くなっていく
日本国内縫製工場の様々な形態、種類について
例えば、
・自社のオリジナルブランド製品のみを製造している縫製工場
・繊維商社やアパレルメーカーやOEMメーカーから製造を受託している縫製工場
・インスタグラマー、YouTuber、個人事業主などからも製造を受託している縫製工場
・契約先(アパレルブランド)の製品のみを100%製造する縫製工場
・自動車会社の座席シートやカーテンを製造している縫製工場
・帆布製品を製造している帆布縫製工場
・下着を製造している下着縫製工場
・カットソーやTシャツのみを製造しているカットソー縫製工場
・舞台衣装など各種衣装を製造している特殊衣装縫製工場
・紳士服やメンズカジュアルを製造している紳士服縫製工場
・婦人服やレディースファッションを製造している婦人服縫製工場
・ランチョンマットや巾着袋を製造している縫製工場
・カバンを製造しているカバン縫製工場
・毛皮製品や革製品を製造している縫製工場
・製品サンプルを縫製しているサンプル縫製工場
その他にも、いろいろな縫製工場があります。
最近では国内の小規模縫製工場がファクトリーブランドを構築し、自社製品を直接インターネットで販売するD2C(Direct to Consumer)
企業が自ら商品を企画・製造し、自社の独自の販売チャネルで、直接顧客に販売する手法も増えています。
何を作りたいか?で、相談する縫製工場を考えよう
上記に記載させていただいたように、様々な縫製工場があります。
何を作りたいか?婦人服なのか?紳士服なのか?
それにより、相談する縫製工場は変わってきます。
カットソーを作りたいのに、カットソー用のミシン設備を持っていない縫製工場に相談しても製造は出来ません。
婦人服が得意な縫製工場の中でも、ブラウスやワンピースが得意な縫製工場。
コートやジャケットが得意な縫製工場。
パンツやスカート等ボトムが得意な縫製工場。
革製品以外なら、婦人服全てが対応可能な縫製工場。
紳士服が得意な縫製工場の中でも、メンズカジュアルが得意な縫製工場もあれば、オーダースーツが得意な縫製工場もあると思います。
何を作りたいかを考えて、縫製工場を選ぶと良いですね。
縫製工場に製品製造を依頼するには
縫製工場に相談する前に相談内容を整理しましょう。
用意するものは、
・絵型付きの縫製仕様書
・生産予定数量(何色何サイズで何着の生産予定か?)
・希望加工賃
・投入予定と希望納期
・決済条件(現金先払い・キャッシュオンデリバリー・契約書を作成して設定期日払い)
ほとんどの縫製工場は、上記のデータがあれば生産の可否を答えてもらえると思います。
あいまいな相談では縫製工場が困ってしまいます。
上場企業など信用力の高い企業であれば契約書を作成して設定期日払いがほとんどです。
しかし、新規取引先などで付き合いが浅い会社の取引となれば、現金先払い・キャッシュオンデリバリーが多くなります。
キャッシュオンデリバリーとは、製品を出荷するタイミングで送金してもらうことです。
実際に縫製を依頼する場合には、
・生地
・付属(芯地・裏地・ファスナー・ブランドネーム・品質表示・伸び止めテープ・下げ札など)
・パターン(型紙)CADデータで対応可能な縫製工場もあります
などが必用になります。
取引を行うに当たって
必ずしも縫製工場は、縫製加工を受託してもらえるわけではありません。
2021年現在、日本国内の繊維製品流通量に対して、日本国内製造の繊維製品は全体の約2%まで落ち込んでいます。
国内の縫製技術者も激減しているのが現状です。
なるべく『加工賃を安くしろ』等とは言わないでください。
この数十年で激減してしまった数少ない国内縫製工場は生き残りをかけて、真面目に製品を作り続けています。
このような状況下で月間キャパシティ(生産数)は、おおよそ決まっていますし、今後の生産予定もあります。
それぞれの縫製工場は営利目的企業ですから、利益を見込める仕事でなければ受けてもらえません。
是非、ブランドと縫製工場がWINWINになれる取引をお願いいたします。
OTHERSその他の記事
CONTACTお問い合わせ
縫製をご依頼されたい法人様へ
まずはお気軽にお問い合わせください。