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2022.10.21
外国人労働者から日本国が敬遠されがちな理由 国内縫製工場アイエスジェイエンタープライズ
円安ニッポンから海外出稼ぎ 寿司職人、美容師などは引く手あまた 「金額目当てだけでは痛い目に遭う」と識者
TBS NEWS DIG Powered by JNN各国の最低賃金2022が並べられたニュースを見ました
本日2022/10/21 1ドル150円で推移しています
円安の影響が、各国の円換算賃金では大変なことになっています。
日本国全国平均では961円
オーストラリアは2009円
カリフォリニアでは2220円
岐阜県は910円・・・・
全国の縫製工場で活躍している技能実習生ですが、
『技能実習生の求人を出しても人が集まらない』
『人が入ってこない』
『技能実習生が帰国してしまったけど入国のめどがたっていない』
と、様々な声が国内縫製工場から聞こえてきます。
特に、劣悪な労働環境で最低賃金すら守らない縫製工場では・・・
最近も下記のような悲しいニュースがありました。
違法な長時間労働・不当に安い残業代…愛媛の縫製会社、ベトナム人実習生に1760万円未払いか
配信
(写真:読売新聞)
愛媛県西予市の縫製会社で働くベトナム人の技能実習生11人が、違法な長時間労働を強いられ、残業代を不当に安く抑えられていた疑いがあるとして、八幡浜労働基準監督署(愛媛県八幡浜市)が労働基準法違反で調査していることがわかった。実習生側は、違法労働は3~4年にわたり、未払い残業代は総額約1760万円に上ると訴えている。
実習生から相談を受けたNPO法人「日越ともいき支援会」(東京)が9月、同労基署に申告し、会社とも団体交渉をしている。
同会によると、11人は2018~19年に来日し、婦人服などを製造する工場でミシン作業に従事。午前8時から午後5時(休憩80分)で作業する契約を結んでいたが、実際は午前6時から午後7時半までで、休憩も30分に抑えられていたという。
月の労働時間は法律で定められた上限160時間の2倍にあたる320時間だった。残業は毎日5時間に上り、このうち時給約1000円の割増賃金が支払われたのは1時間だけで、残る4時間は時給350~400円で計算されていたという。同社の社長は取材に「残業代の未払いがあったのは事実。労基署の調査中なので詳しいことは言えない」と話した。
オーストラリアで働けば約2000円
ニュースにあった愛媛の縫製工場は 残業手当350円~400円
円安、国際的な労働力不足・・・
アパレル産業をサステイナブル持続可能な産業に変えて行くには、まずは日本の国内法を遵守し、労務管理と営業活動の徹底が必要です。
取引先に対し加工賃を上げて頂く惜しみない努力が、人件費を押し上げることに繋がり、人材確保に直結してきます。
もちろんですが、当社アイエスジェイエンタープライズは法定賃金以上を支払っています。
現在では、国内縫製工場は貴重な存在になりつつあります。
より良いお取り引き様と共に、持続可能なビジネスの再構築が必要です。
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